ひきずり事件を起こした男、危険運転致傷で再逮捕

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今年8月、千葉県船橋市内で交通トラブルの相手となった女性をひきずって重傷を負わせたとして殺人未遂容疑で逮捕されている24歳の男について、千葉県警は5日、逃走中に別の事故を起こして相手を負傷させたとして危険運転致傷容疑で再逮捕した。

千葉県警・船橋署によると、再逮捕された男は2011年8月3日の午後4時20分ごろ、船橋市本町6丁目付近の市道でワゴン車を運転し、交差点に赤信号を無視して進入。直後に交差道路を進行してきた乗用車と出会い頭に衝突する事故を起こし、乗っていた3人に重軽傷を負わせた疑いがもたれている。

男はこの事故の直前に約400m離れた船橋市本町7丁目付近の交差点で追突事故を起こし、一報的に腹を立てて相手となった42歳の女性を殴打。さらにこの女性をクルマではねて約300mに渡ってひきずり、全身打撲の重傷を負わせたとして、同日中に殺人未遂容疑で逮捕していた。

再逮捕容疑の事故は逃走中に起こしたものであり、故意に信号を無視したと判断。逮捕後の事情聴取で「記憶が無い」などと供述していることもあわせ、「正常に運転できる状態でなかった」として、危険運転致傷容疑での再逮捕を決めた。

《石田真一》

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