トヨタ自動車の豊田章男社長は、自身のブログで東日本大震災の被災地である宮城県を訪問した様子を伝えている。現場を目にした豊田社長は、大震災が残したつめ跡の深さ、被災した人達の悲痛さを実感し、言葉を失ったという。
日野自動車は、被災地への復興支援物資輸送を支援するために、応急修理サービスカー「ドクターデュトロ」を東北自動道の那須高原サービスエリア(上り・下り)に配備したと発表した。
首相に限らず、企業トップの被災地視察のタイミングが問われているが、自動車業界では、トヨタ自動車の豊田章男社長と日産自動車のカルロス・ゴーン社長が相次いで被災した自社の工場などを訪問したという。
震災直後に被災地へ米1万5000tの提供とその輸送費用として2億バーツ(約5億3800万円)の予算計上を決めたタイ政府。タイ王室も毛布2万枚を日本政府に寄贈するなど、東日本大震災におけるタイの公的な支援の手は大きい。
V(電気自動車)ベンチャーのシムドライブが3月29日に発表した『SIM-LEI』は、日産リーフとほぼ同じ容量のリチウムイオン電池を用いながら、航続距離は333kmと、1.7倍近い数字をマークしている。その理由はどこにあるのか。代表取締役社長の清水浩氏に伺った。
東芝は、イタリアの電力送変電事業(T&D)や電力・産業用太陽光発電プラント(PV)のエンジニアリング会社のアンサルドT&Dの株式67%を取得したと発表した。アンサルドT&Dを傘下に置いて需要拡大が見込まれる欧州、北アフリカでT&DとPV事業に本格参入する。
セイコーインスツル(SII)の子会社で情報端末を製造販売するSIIデータサービスは、SIIデータが提供している無線決済サービス「クレピコ(CREPiCO)で、タクシー向けにPASMOなどの交通系電子マネーの決済ができる新システムを開発し、サービスを開始した。
パナソニック電工と出光興産は3月29日、照明用有機ELパネル事業で業務提携することで合意した。有機ELパネルを開発・製造・販売する合弁会社「パナソニック出光OLED照明」を4月1日付けで設立する。資本金は15億円。パナソニック電工が51%、出光が49%出資する。
フコクは、インドに設立した子会社が、自社工場を新設するとともに自動車用防振部品も生産すると発表した。新工場を建設する資金のため、フコクは子会社の増資を引き受ける。
ケーヒンは3月29日、4月1日付けに予定していた役員人事と組織改正について5月1日付けに延期すると発表した。