国土交通省は2日、J-OBD II(自動車の排ガスの故障診断装置)を活用した点検整備情報の取扱指針を定めた。
J-OBD IIの装着が義務付けられた自動車(ガソリン又はLPGを燃料とする乗車定員10人以下又は車両総重量3.5t以下の自動車等)を対象に、自動車製作者等が提供する情報の内容や方法を定めたもので、点検整備を行う際に必要となる情報のほか、自動車と接続して故障を診断する外部故障診断装置の開発・改良に必要な情報の提供、自動車製作者等が自ら開発する専用外部故障診断装置の提供等について定めた。
指針の適用時期は、点検整備状況の提供が今年4月1日から、外部故障診断装置開発情報の提供が2012年4月1日から、専用外部故障診断装置の提供が2013年4月1日から。