伊藤忠商事は、米国子会社のSolarNetとSolar Depotを2月1日付けで経営統合し、両社の持株会社SolarNet Holdingsを設立した。
両社の経営統合によって持ち株会社は米国最大の太陽光発電システム販売会社となる。
環境に対する意識の高まりや、政府の支援策などを背景に、米国の太陽光発電システムの市場は大きく拡大している。一方で、中国の太陽光パネルメーカーの台頭を機に、販売シェアや価格の競争が激化している。
経営統合後、SolarNetとSolar Depotは事業会社としてそれぞれ存続。新設する持株会社が両社の全株式を保有することになる。
今回の経営統合によって販売ネットワークの融合による全米での販売シェア向上や、経営資源の統合など管理コスト削減によるシナジー効果を追求する。