クラシックカーでジムカーナ…SHCCミーティング

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今回フィーチャーされたフィアット・850達
  • 今回フィーチャーされたフィアット・850達
  • ジムカーナで頑張るフィアット・850スパイダー。デザインはベルトーネだ
  • こちらはフィアット・850クーペ
  • フィアット・ジャンニーニ128NPラリー。フィアット128をベースにジャンニーニが手を入れた非常に珍しいモデル
  • トライアンフ・ヘラルドが果敢にコースを攻める
  • こんなクルマもジムカーナに参加するところにこのミーティングの魅力がある。アストンマーチンDB5
  • 戦前車も積極的にコースを攻める。MG・TC
  • ポルシェ911もコースを攻める

毎年春と秋の2回開催されている、湘南ヒストリックカークラブ(通称SHCC)が主催するジムカーナ大会「SHCCミーティングat大磯」が28日、大磯ロングビーチ(神奈川県中郡)にて開催された。

今回の参加台数は90台以上で、ピーク時よりは台数は減ったものの、それでも、他のクラシックカーイベントがうらやむくらいの台数がジムカーナコースを駆け巡った。

これまでこのミーティングは、「戦前車」やジャガー『Eタイプ』など、何かしらのテーマを設け、単調になりがちな参加車に彩りを添えてきたが、今回はフィアット『850』という、1964年に登場したイタリアでは比較的メジャーなモデルがそれであった。

フィアット850は、日本では新車当時、正規輸入元の手で多くの台数が輸入されたが、近年ではクラシックカーイベントで見かけるくらいで、なかなか街中で見る機会は減ってしまった。しかし、今回は、展示車を含め8台もの台数が参加、また、ベルリーヌ、スパイダー、クーペと、ファミリアーレを除く全てのボディバリエーションを見ることができた。

次回の開催は来年6月5日、場所は同じく大磯ロングビーチを予定している。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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