フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、コンパクトSUVである『ティグアン』に専用装備を施した「Rライン」の仕様・装備を改良して9月7日から販売を開始した。2.0リットルTSIエンジンと新開発の7速DSGを採用する。
今回の改良では、Rライン専用内外装や、スポーツサスペンション、19インチアルミホイールの採用はそのままにしながら、パワートレーンを特別仕様車「ライストン」と同じ170psの2.0リットルTSIエンジンと新型7速DSGに変更した。これによって燃費は11.6km/リットルと従来と比べて20%改善した。
この新開発7速DSGは、欧州では2010年初頭からFF仕様の商用車(T5)に搭載され、春からは4WD用も導入した。車体総重量3.2tまでのモデルに対応するという。
ティグアンRラインは装備を見直し、価格は421万円と従来よりも67万円引き下げた。