首都高速道路は、ETCの通過速度を抑制して安全を確保するため、首都高の全本線の料金所開閉バーの開くタイミングを遅くする。
同社は今年1月27日から高速1号羽田線(上り)平和島本線料金所と高速9号深川線塩浜料金所で、ETCの開閉バーの開くタイミングを遅くする速度抑制策を試行したところ、ETCレーンを通過する車両の速度が1割程度減少するなどの効果があった。このため首都高の全本線料金所で開閉バーの開遅延策を実施する。
対策は8月18日から北上野本線料金所(高速1号上野線)、白金本線料金所(高速2号目黒線)、川口本線料金所(高速川口線)で開始、8月30日までに順次実施していく。
また、7月14日からこれまで開閉バーの運用を実施していなかった本線料金所の混在レーンでも、開閉バーを設置して運用を開始する。