フォルクスワーゲンは1日、「レッドブル・エアレース・ワールドシリーズ」の公式車両スポンサーに指名されたと発表した。
同レースは2005年、栄養ドリンクメーカー世界最大手、レッドブルの主催でスタート。世界各国から選りすぐられたパイロットが、全8戦に参加し、空中でタイムトライアルを行う。最高速度370km/h、最大負荷12Gにも達する過酷なレースであることから、「空のF1」と称される。
フォルクスワーゲンとレッドブルは2004年、スポンサー契約を締結。今年1月のダカールラリーで優勝した「レーストゥアレグ」にも、レッドブルのロゴが配されるなど、両社の関係は深い。
今回、フォルクスワーゲンは、レッドブル・エアレース・ワールドシリーズの公式車両スポンサーに指名。6日にカナダ・ウィンザーで開催される大会には、グローバルスポンサーとしてロゴマークを掲げ、『シロッコR』などの車両を提供することになった。
さらにフォルクスワーゲンは、ドイツから同大会にエントリーするMatthias Dolderer選手をスポンサード。彼の飛行機には、フォルクスワーゲンのロゴがあしらわれる。
フォルクスワーゲンのマーケティング担当責任者、Jorn Hinrichs氏は、「陸上であろうと、空中であろうと、モータースポーツは技術革新を呼び起こすもの」と語っている。