JOGMEC、アンゴラでレアメタル資源確保へ政府と覚書を締結

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南部アフリカ諸国との基本合意書の締結
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石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は20日、アンゴラ共和国地質鉱物・工業省と、アンゴラの鉱物資源の探査・開発で関係を強化する包括的な内容の覚書に署名した。

アンゴラは、石油や鉄鉱石、ダイヤモンドなどの産出国で、レアメタルやウランなどの鉱物資源のポテンシャルも高い。JOGMECは電気自動車(EV)向けなどに今後需要が急増する可能性が高いレアメタル資源を確保するため、新たな供給国として期待している。

覚書の締結を受けて関係強化の最初の具体的なプロジェクトとしてアンゴラから地質技術者をJOGMECボツワナ地質リモートセンシングセンターに招き、同国の鉱物資源ポテンシャルを評価するための共同解析を5月下旬から開始する。

さらに、JOGMECは、覚書に基づいて同国地質調査所などの協力を得て、レアメタル資源の権益確保にむけて民間鉱山会社との探査プロジェクトを組成する。

JOGMECが協力関係を結んだのは、ボツワナ共和国、南アフリカ共和国、ザンビア共和国、モザンビーク共和国に続いて南部アフリカ地域では5か国目となる。

《レスポンス編集部》

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