フォルクスワーゲンは13日、オーストリアで開幕した「Wortherseeツアー2010」において、『ゴルフGTI アディダス』を公開した。「最もエクスクルーシブなゴルフGTI」をテーマにした限定車だ。
ゴルフGTI アディダスは、「フォルクスワーゲン」、「GTI」、「アディダス」が、世界で最も有名なドイツブランドのひとつという縁で実現したタイアップ。
エクステリアは、専用18インチアルミホイール「シェロン」を装着。これはフィンランドのサーキットにちんだネーミングで、デュアルスポークのブラック塗装が特徴だ。Bピラーには、「アディダス」のロゴマークが添えられる。
インテリアには、アディダスと共同開発した専用スポーツシートが採用され、シート地は赤と黒のスポーティな仕上がり。またDSGのシフトレバーには、初代ゴルフGTIをモチーフに、ゴルフボール状のデザインを導入。フロントドアには、アルミのアクセントが追加された。
さらに、『ゴルフR』用のバイキセノンヘッドライトとLEDテールランプも標準装備。ボディカラーは2種類のホワイト、ブラック、レッドの合計4色が設定される。
GTIアディダスは、限定4410台を生産。欧州では6月から販売が開始され、米国やオーストラリアにも投入される。日本導入は、現時点では未定だ。
ゴルフGTIの限定車としては、1983年と2007年の『ゴルフ・ピレリGTI』、2006年の『GTIエディション30』に続くもの。