富士スピードウェイで開催したSUPER GT(スーパーGT)第3戦は、2日の決勝は5万3100人、予選日を含む大会合計は7万9600人の観衆を集めた。レースの他にも様々なイベントを実施し、来場者が楽しんだ。
御殿場市の若林洋平市長がチェッカーフラッグを振る中、決勝レースを征したのは、GT500クラスは「MJ KRAFT SC430」(#35)の石浦宏明・大嶋和也組、GT300クラスは「COROLLA Axio apr GT」(#74)の井口卓人・国本雄資組だった。
イベントは、まず予選日、『東京中日スポーツ』創刊55周年を記念して同紙と富士スピードウェイが共催したキッズ記者体験会には、10組20名の親子が施設見学や予選記者会見へ出席し、熱心にメモを取る姿が見られた。
夕刻のGTキッズウォークでは、約4500人のファミリーがピットロードでドライバーにサインをもらったり、またストレート上でオフィシャルカーに同乗するなどして、レース運営を支えるオフィシャルと交流した。
夜のメインスタンドでは映画『ナイトミュージアム2』を上映、“ナイトサーキット”を楽しんだ。
明けて決勝日に実施したサーキットサファリでは、大型バス6台に分乗した約250人の来場者が、コースを走るGTカーの迫力を間近にした。
また、決勝レース終了直後にコースを開放して行ったコースウォークには約5000人が参加し、表彰式で選手と勝利の歓喜を分かち合ったり、各所に置かれたオフィシャルカーとともに記念撮影をしたり、レースの余韻に浸りながら、サーキット最後の思い出を作った。