ホンダ米国新車販売、SUVが牽引…4月実績

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米国ホンダは3日、3月の新車セールスの結果をまとめた。総販売台数は11万3697台で、前年同月比は12.5%増と、6か月連続で前年実績を上回った。

ホンダブランドの乗用車系では、主力車種の『アコード』(日本名:『インスパイア』)が前年同月比8.7%増の3万1766台と、7か月連続のプラスを達成。そのうち、09年11月に発売された『アコードクロスツアー』は、2455台を占めた。アコード系が好調な半面、『シビック』は4.6%減の2万5042台と、5か月ぶりに前年実績を下回った。

一方、『フィット』は前年同月比14.2%増の4699台と、8か月ぶりの前年実績超え。09年4月に米国市場へ投入された新型『インサイト』は、179.2%増の1880台を売り上げている。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力車種の『CR-V』が1万6661台を販売し、前年同月比は36.8%増と2か月連続で前年実績をクリア。大型SUVの『パイロット』も41.9%増の9322台と、2か月連続のプラスだ。モデル末期の大型ミニバン、『オデッセイ』も11.8%増の1万0628台と、3か月連続で前年実績を上回った。

アキュラブランドの乗用車系では、『TSX』が前年同月比7.3%増の2607台と、2か月連続で増加。しかし、『TL』は8.5%減の2842台と、2か月ぶりのマイナス。『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)も、23.8%減の154台と不振が続く。

SUVでは、09年12月にマイナーチェンジを受けた『MDX』が、前年同月比58.9%増の3714台と4か月連続で増加。『RDX』も57.8%増の1168台と、3か月連続でプラスとなった。09年12月に発売された新型『ZDX』は、234台を販売している。

米国ホンダの4月販売の内訳は、乗用車系が前年同月比1.4%マイナスの6万6547台、ライトトラック系(SUV/ミニバン/ピックアップトラックなど)が40.7%増の4万7150台。CR-Vやパイロットが、米国ホンダの好調の原動力となっている。

《森脇稔》

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