スバル富士重、環境マネジメントシステムの統合認証を取得

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富士重工業は3日、全事業所と関連会社2社を対象に、ISO14001に基づく環境マネジメントシステムを統合し、ISO第三者審査登録機関であるテュフラインランドジャパンによる審査を受けて2月19日に認証を取得したと発表した。

同社は、環境活動をCSR(企業の社会的責任)の重要項目と位置付け、2004年度までに全事業所でISO14001認証を取得し、その後も認証を継続してきた。今回、これまで個別に環境マネジメントシステムを導入していた富士重工業の各事業所と、関連会社2社のシステムを統合し、総従業員数1万2549名のグループとして統合認証を取得することで、環境保全活動への取り組みをさらに進めた。

今回の統合によりシステムの運用を通じた環境リスク情報の一元管理や企業単位での環境法制対応が可能となり、グループ全体の管理レベル向上を目指すとしている。さらに活動推進のための事務局工数などの低減を通じ、費用対効果の向上を図る狙いもある。

同社は今後、統合認証をさらに発展、2006年度に策定した「第4次(2007 - 2011年)環境ボランタリープラン」の達成を通じて、商品開発から生産、物流、販売、自動車リサイクルまでの事業活動全般で環境保全活動をグループ全体で進める方針だ。

《レスポンス編集部》

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