国際石油開発、次世代エネルギーを支援 アブダビ政府系ファンドに出資

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国際石油開発帝石は19日、100%子会社のジャパン石油開発(JODCO)が、主にクリーンテクノロジーや再生可能エネルギー事業を実施する企業の未公開株式へ投資するファンドのDBマスダール・クリーン・テックに出資すると発表した。

JODCOが出資するファンドは、アラブ首長国連邦アブダビ政府全額出資の投資会社のムバダラ社の100%子会社で再生可能エネルギー関連事業を展開するマスダール社がドイツ銀行アセットマネジメント部門DBクライメイト・チェンジ・アドバイザーズと共同で発足させるファンド。2億6500万米ドルで運営を開始し、JODCOはこのうち2500万米ドルを出資する予定。

JODCOは、国際協力銀行や新日本石油とともに出資するほか、国内外の金融機関や事業会社も出資する。

ファンドの投資対象は、太陽光発電、風力発電などのクリーンエネルギー、蓄電池、廃棄物処理、エネルギー効率改善、先端素材の分野の新技術の開発を進める新興企業など。国際石油開発は、ファンドの中心メンバーとして投資先選定会議への参加などを通してファンドの事業展開に参画する。

《レスポンス編集部》

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