09年の上場廃止は戦後最多 帝国データバンク調査

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帝国データバンクは、2009年上場廃止企業実態調査を実施した。

2009年の上場廃止企業(重複上場分を除く、予定分含む)は163社にのぼり、戦後最多を記録する見通し。これで05年から09年までの上場廃止企業は609社にのぼる。

市場別では「東証1部」の208社が最多で、「ジャスダック」の177社、「東証2部」の89社が続く。

上場廃止理由では「完全子会社化」が369社と突出している。「株式の全部取得」も100社。「経営破綻」は上場企業倒産が過去最高だった08年以降、急増しており、09年も高水準で発生している。経営破綻を理由とする上場廃止企業の上場期間を調査すると、モリモトの10か月が最短で、エルクリエイトの1年2か月、ゼクーの2年4か月が続いた。

上場廃止後倒産は、06年以降10社を数え、特に09年は、6社と急増している。

《レスポンス編集部》

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