ブラジルGPで5位入賞を果たし、子どもの頃からの夢だったというF1ワールドチャンピオンに輝いたブラウンGPのジェンソン・バトンがその喜びを語った。
「今日(18日)のレースは僕のキャリア史上最高のレースだった」と14番グリッドから追い上げたレースを振り返ったバトン。
「この一瞬を心から楽しみたい。今シーズンはまるでジェットコースターに乗っているみたいだった。序盤の連勝に始まり、後半では苦しい戦いが続くなか、タイトル獲得に必要な結果をどうにかして引き出さなければならなかった。
ハードワークでこんなにも素晴らしいマシンを作り挙げて上げてくれた、ブラックリーのファクトリーにいるみんなに感謝したい。この状況に慣れるにはもう少し時間がかかりそうだけれど、長年の夢が実現したことを多いに楽しみたい」とバトンはコメントしている。
イギリス人ワールドチャンピオンの誕生は、マイク・ホーソーン、グラハム・ヒル、ジム・クラーク、ジョン・サーティース、ジャッキー・スチュワート、ジェームズ・ハント、ナイジェル・マンセル、デイモン・ヒル、そして昨年のルイス・ハミルトンに続き10人目となる。