三菱、次世代環境車の開発で組織改正

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三菱自動車は、10月1日付で次世代環境対応車(EV・PHEV)開発体制の充実、技術開発力の強化のため、商品戦略・開発統括部門の組織を大幅に改正する。

今回の組織改正では、先行技術企画室を新設する。企画管理部の技術計画業務を先行技術企画室に、開発プロセスに関する標準関係業務を、認証部とメンテナンス技術部を統合して新設する技術管理部に移管する。

原価低減活動推進室、燃費低減活動推進室機能と、実験総括部の車両評価業務機能を商品総括部に移管する。

MiEV商品開発プロジェクトをA&B-seg商品開発プロジェクトに統合する。各部の車両先行開発業務、車両技術戦略・基本計画業務を集約した車両先行開発部を新設する。

機能別の車両設計業務を再編し、A&BおよびC&D-seg車両開発を行なう「第一車両設計部」を新設する。機能別の車両設計業務を再編し、RV-seg車両開発を行なう「第二車両設計部」を新設する。

先行車両技術部の車両制御技術、シャシー設計部のシャシー制御設計業務を電子技術部に移管する。安全実験部と装備設計部の衝突安全装備設計業務を統合し、安全技術部を新設する。実験総括部と車両実験部の車両試験業務を統合し、実験総括部は廃止する。運動性能実験部と信頼性実験部を統合し、機能実験部を新設する。 

エンジン設計部、ドライブトレイン技術部、パワートレイン制御技術部の設計業務を集約し、パワートレイン設計部を新設する。エンジン実験部とドライブトレイン技術部の試験業務を統合し、パワートレイン実験部を新設する。MiEV技術部、電池先行開発業務を除く電動システム技術部、パワートレイン研究部のHEV開発業務を統合し、EV・パワートレインシステム技術部を新設する。HEV開発業務を除くパワートレイン研究部の業務とMiEV技術部の電池先行開発業務を統合し、EV・パワートレイン要素研究部を新設する。パワートレイン制御技術部のエンジン制御開発業務を、性能実験部に移管する。

また、デザイン本部でもデザイン推進部のデザインGr業務とカラーGr業務をデザイン部に移管する。

《レスポンス編集部》

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