日本興亜損害保険とチューリッ ヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッドは4日、二社間での日本の企業保険分野における業務提携について合意した事を明らかにした。両社の強みを融合する事でグローバルソリューション機能を強化するのがねらい。
具体的には、保険金額が高額となる大規模物件等において、共同保険または再保険等により引受額を両社が補完することで、引受能力の向上による事業機会の拡大を図る。また、世界170か国以上に有するチューリッヒのネットワークを利用した現地フロンティングサービスを、チューリッヒの現地引受規則及びガイドラインに沿った支援によって提供する。その他、海外にリスクを有する日系企業に向けた国際保険プログラムなどの取組みをおこなっていく。
チューリッヒのグローバルなリスクエンジニアリング技術と、日本興亜損保の日本マーケットでの経験に基づくノウハウを融合し、グローバルにビジネス展開する日系企業に特化した専門的なリスクコンサルティングサービスを共同で提供する。