正面衝突で親子3人死傷---後席乗員が運転手にぶつかる

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16日午後、栃木県茂木町内の県道を走行中の軽乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。軽乗用車は大破し、乗っていた親子3人が死傷している。

栃木県警・茂木署によると、事故が起きたのは16日の午後2時20分ごろ。茂木町小貫付近の県道を走行していた軽乗用車が対向車線側に逸脱、対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。

軽乗用車は大破。運転していた52歳の男性と、後部右側の座席にシートベルト未着用で同乗していたとみられる37歳の女性が全身強打でまもなく死亡、助手席に同乗していた17歳の女性も腹部を強打し、内臓破裂で重体となった。運転者は後部座席から前方に弾き飛ばされた同乗者の直撃を受けたようだ。

乗用車も中破。運転していた56歳の男性と、同乗していた55歳の女性がエアバッグ展開によるとみられる胸部打撲の軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側1車線(幅員約6m)の緩やかなカーブ。警察では軽乗用車側がハンドル操作を誤ったものとみている。

《石田真一》

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