ダイハツ工業の神尾克幸副社長は17日の『ミラココア』発表会見の席上、今年の軽自動車総市場は、年初に想定した170万台レベルに達するとの見通しを示した。
170万台は前年を9%程度下回る水準。軽自動車の1 - 7月新車販売実績は前年同期を約12%下回っている。神尾副社長は8月から年末までは前年より4 - 5%減少のレベルまで回復、来年1 - 3月はプラスに浮上すると予測した。
神尾副社長は、エコカー減税や補助金が6月以降は軽自動車需要にも効いてきたとし、同社の受注は「7月には前年を上回った」ことを明らかにした。
シェアトップのダイハツは、今年59万台の軽自動車販売を計画しており、同社幹部によると「計画に沿った販売を確保」しているという。