路線バス車両が無人のまま滑走、タクシーなどに衝突

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26日夜、愛知県名古屋市千種区内の市道で、停車中の大型路線バス車両が無人のまま滑走、タクシーに衝突する事故が起きた。バスはさらに進行、丁字路交差点を突き当りまで進み、ガードレールに衝突したことでようやく停止している。

愛知県警・千種署によると、事故が起きたのは26日の午後7時35分ごろ。名古屋市千種区内山町付近にあるJR千種駅前の市道で、停留所に止まっていた大型路線バスが無人のまま滑走、約20m前方に停車していたタクシーに衝突した。

バスはタクシーに衝突した後も止まらずさらに50mを滑走、駅前の丁字路交差点に進入し県道(片側3車線)を横断、突き当りのガードレールに行く手を阻まれ停止した。この事故で59歳のタクシー運転手の男性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容された。警察ではバスを運転していた41歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は駅前ロータリーからの進出路で、3車線の一方通行。バスはサイドブレーキが掛けられていなかった。運転手はトイレに行くため車両から離れていた。

《石田真一》

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