富士通テンのHVシステム制御用ECUが プリウス に採用

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富士通テンは、「ハイブリッド(HV)システム制御用ECU」がトヨタ自動車の3代目『プリウス』に搭載されたと発表した。

HVシステム制御用ECUは、HV車の特徴であるエンジン出力とモータ出力を車両負荷や走行状態等に応じて最適配分するとともに、減速時に走行エネルギーを電気として蓄える機能を制御する装置で、車両の燃費向上に寄与する。

環境規制への適合に向け、各自動車メーカーからハイブリッド車が投入されるのに伴い、HVシステム制御ECU市場も拡大基調にある。すでに、同社HV ECUも、トヨタのレクサス『GS』ハイブリッドに始まり、同『LS』ハイブリッド、トヨタ『クラウン』ハイブリッドに採用されている。

3代目プリウスに搭載されたHVシステム制御ECUは、ECUそのものの軽量・小型化を図ったこととこれまでの実績が高く評価され、採用された。同社製は3代目プリウスのうち、北米・メキシコ・韓国向け車両に搭載される。ECUはデンソーとの共同開発で、デンソーは国内・欧州向け車両を担当する。

《レスポンス編集部》

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