【アウディ Q5 日本発表】都市部でも扱いやすいパッケージング

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アウディ初のミドルサイズSUVとなる『Q5』は都市部でも扱いやすいパッケージングが採用されている。

全幅は1900mmと上級SUV並みにワイドだが、全長は4635mmとハリアーよりも短く、最小回転半径も小型SUV並みとなる5.4mに抑えられているので、意外なほど取り回しが楽なのだ。

アウディジャパン商品企画部の青木徹さんは「Q5では日本の道路事情でも扱いやすいサイズですので、都市部でも好調な販売を見せてくるでしょう。Q5には全車にHDDナビが標準装備されており、そのナビにはリヤビューやサイドビューカメラが組み合わされていますので、取り回しで苦労することは少ないはずです」とコメント。

実際にQ5を走らせてみると運転席からの視界が開けており、さらにボンネット先端の見切りもよいので、ボディサイズを感じさせることなく乗りこなすことができる。狭い道でのすれ違いや駐車場では全幅の大きさを感じるが、距離センサーによるアラーム機能が付いており、それに加えてサイドビューカメラやリヤビューカメラを利用すれば問題なく取り回せる。

後席の居住性もセンタートンネルの大きさが多少気になるものの、2名なら余裕を持って座ることができ、全長が短い割にはラゲッジスペースにもゆとりがありのも美点。

Q5は高いプレミアム感を発揮してくれる堂々としたスタイリングを持ちながらも、都市部で扱いやすいパッケージングにまとめ上げられているところも大きな魅力だ。

《岡島裕二》

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