【会田肇 新型カーナビ解説】無料地図更新を分かりやすく…アルパイン X08シリーズ

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2年間の地図データ更新がすべて無料

2年ぶりのフルモデルチェンジとなったアルパイン『X08』シリーズは、地図データの更新にも思い切った展開で臨んでいる。アルパインは『X07』が登場した時点でも地図データの差分更新をいち早く実現するなど地図更新には積極的だったが、X08シリーズではその更新のシステムがよりわかりやすい設定へと変更したのだ。

そのポイントはX08シリーズを購入後と差分マップDISCを購入後は、年間複数回行われる高速道路の地図更新用データが無料で利用できるということだ。しかも今年購入したX08シリーズのユーザーには、翌年、つまり2010年夏頃に差分マップDISCが無料で配布される。これにより、X08シリーズを購入したユーザーは、X08シリーズが発売となってから向こう2年間に渡って地図データの更新がすべて無料で受けられることになったのだ。

◆ワンタッチで高速道路の最新データを書き換え

地図更新の方法もかなり簡単に行えるようになった。地図更新を行うには、まずX08購入後にユーザー登録を行うことが前提となるが、更新データの追加は携帯電話やSDカードを使って行える。その方法は簡単で、地図更新画面で表示される「地図更新」ボタンを押すだけ。これで高速道路の最新データが自動的に書き換わる。

携帯電話は本体に内蔵されたBluetoothで接続でき、Bluetooth機能が携帯電話にない人のために接続コードも別売された。ただ、携帯電話を使えばPC接続と同様にパケット代がかかるため、これを避けたい場合はPC経由でSDカードにデータをダウンロードして対応すればいい。アルパインによれば、あくまで予定とした上で「高速道路のデータ配信は1回につき4本程度、年間20本ぐらいを目安に考えている」と話す。

◆無料更新期間は“発売後”2年間

ここで注意しておきたいのは、地図更新が無料で行える期間について。無料なのは「購入後2年間」ではなく、「発売後2年間」。つまり、X08シリーズの発売直後に購入した人も、今年の暮れに購入した人も、差分マップDISCの無料配布を受けることを前提として2011年夏頃までが無料で更新が行える期間となる。

遅れて購入すると無料期間が短くなるものの、配信済みのデータはまとめて受信が出来るので利用条件は同一となるわけだ。また、配信で更新できるのは高速道路レベルの幹線道路のみが対象。一般道の更新については年1回の差分マップによって更新で対応することになっている。

《会田肇》

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