横断禁止場所を強引に横断、バイクとクルマにはねられ死亡

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6日未明、東京都足立区内の都道(通称:環七通り)で、道路を横断していた自転車とバイクが衝突。路上に投げ出された自転車の男性が後続車にはねられる事故が起きた。男性はまもなく死亡。現場は横断が禁止されていたという。

警視庁・西新井署によると、事故が起きたのは6日の午前0時10分ごろ。足立区西新井付近の都道で、道路を自転車で横断していた男性に対し、都道を走行していたバイクが衝突した。

自転車は衝突の弾みで転倒。乗っていた男性は路上に投げ出されたが、この直後に進行してきた乗用車にはねられた。男性は全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡。後の調べで、死亡したのは現場近くに住む34歳の男性と判明した。警察ではバイクを運転していた30歳の男性と、乗用車を運転していた37歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている

現場は片側3車線の直線区間。交通量が多いことから、歩行者や自転車の横断は禁止されている。調べに対し、バイクを運転していた男性は「横断してきた自転車に気づくのが遅れた」と。クルマを運転していた男性は「人が倒れていると気づいたのは衝突直前で、回避することができなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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