ひな人形に気を取られ、歩行者をはねる

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2日朝、千葉県勝浦市内で、横断歩道を渡っていた男性が、交差点を右折してきた普通トラックにはねられる事故が起きた。男性は重傷。警察は運転していた男を逮捕している。交差点にはひな人形が飾られ、脇見運転が事故の主因とみられている。

千葉県警・勝浦署によると、事故が起きたのは2日の午前7時ごろ。勝浦市墨名付近の国道128号で、横断歩道を渡っていた71歳の男性が、交差点を右折進行してきた普通トラックにはねられた。

男性は転倒された際に頭部を強打する重傷。警察ではトラックを運転していた48歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕している。

現場は信号機が設置された見通しが良い交差点。同市内では町おこしの一環として、街中にひな人形を飾る「勝浦ビッグひなまつり」が行われている。この交差点にもひな人形が飾られており、逮捕された男は「ひな人形に気を取られた」などと供述しているようだ。警察では脇見運転が事故の主因とみている。

《石田真一》

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