パトカー追跡のバイク、歩道に乗り上げて女性と接触

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14日未明、愛知県名古屋市千種区内の県道で、集団暴走に参加したとしてパトカーに追跡されていた原付バイクが路外に逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、信号待ちをしていた女性に衝突した。女性は軽傷。警察は17歳の少年を現行犯逮捕している。

愛知県警・千種署によると、事故が起きたのは14日の午前0時10分ごろ。名古屋市千種区春岡付近の県道をパトロールしていた同署パトカーが、蛇行や低速走行を行うバイク十数台の集団を発見。ただちに追跡を開始した。

暴走集団はパトカーを挑発するように蛇行しながら低速での走行を続けたが、このうち1台が路外に逸脱。歩道に乗り上げた際に信号待ちをしていた25歳の女性と接触した。女性は転倒した際に足を打撲する軽傷を負った。

バイクも転倒し、運転していた少年は徒歩で逃げ出そうとしたが、パトカーに乗っていた署員が取り押さえて自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕した。後の調べで、同市内に住む17歳の少年と判明している。

警察では路外逸脱が過失だったのか、逃走するために歩道へ故意に乗り上げたのか、少年を厳しく追及し、事故の原因を調べる方針だ。

《石田真一》

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