【ITS世界会議08】イエローキャブの現在地マップ

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ニューヨークで開催されたITS世界会議へ出かけている最中、タクシーに乗って気づいたのがこのディスプレイ。運転席シートバックに付いているのだが、ここには現在地が常に電子マップ上に表示されていたのだ。

アメリカのタクシーといえばイエローキャブが有名だが、どのイエローキャブに乗っても付いていたので、おそらくイエローキャブならほぼ全車にこのシステムは搭載されているのではないだろうか。

通常は右半分にCMが流れていて、左半分に電子マップを表示しているが、ワンタッチで電子マップの全面表示に切り替えることもできる。地図は二段階ズームで切り替えられ、地図の中を自車位置が動いていき、端っこまで来ると次の地図に地図をめくるように次の地図へと切り替わる仕組み。スクロール機能はないようだった。

じゃ、これで目的地設定ができるかというとそうではないらしい。運転手に聞いてみると、自分の家がわからなくなったときにこの地図で確認してもらっているんだという。まぁ、乗せてもらったタクシーが正しいルートを走っているかどうか確認するのにも役立っていることは確かだ。

しかも驚いたのは、この地図はすべてサーバーから受信する仕組み、つまりサーバークライアント型となっているのだという。ニュースや天気予報といった情報をはじめ、話題の人物を取り上げたトピックネタなどを見ることもできるようになっていた。

時々、このシステムの使い方ガイドも流されており、利用者にとっては何かと便利なサービスであることは間違いない。

《会田肇》

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