後退してきたゴミ収集車に挟まれ、作業員死亡

自動車 社会 社会

6日午前、広島県広島市東区内の市道で、路上駐車していたゴミ収集車が無人のままバックし、後部で作業を行っていた男性作業員が車体と電柱との間に挟まれる事故が起きた。男性は病院に収容されたが、まもなく死亡している。

広島県警・広島東署によると、事故が起きたのは6日の午前9時30分ごろ。広島市東区牛田東1丁目付近の市道で、路上駐車していたゴミ収集車が無人のまま突然後退。後部でゴミの回収作業を行っていた29歳の男性作業員が逃げ遅れ、車体と電柱の間に挟まれた。

男性は近くの病院に収容されたが、胸部強打が原因でまもなく死亡。一緒に作業していた同僚の男性作業員にケガはなかった。

現場は幅員約4.5mの市道。急な坂道となっている。警察ではサイドブレーキの掛け方が甘く、重量に耐えられずに後退を始めたものとみて、車両の検証を進めるとともに、同僚からも事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース