トヨタ自動車は28日、都内のホテルで経営説明会を行った。その席上、国内営業を担当する豊田章男副社長は今年の国内市場について、「前半は前年並みで各社とも頑張ったと思う。後半は除軽市場が少し前年を下回るのではないか」との見方を示した。
その中でトヨタは、『クラウン』、『ヴェルファイア』、『アルファード』など新型車が順調だったものの、「前年を少し下回る結果になった」と豊田副社長は話し、こう続けた。
「残価設定型など各種キャンペーンを投入することにより、後半巻き返しを狙う。なんとか販売目標達成に向け、全力でまい進していこうと思う」
市場活性化策についても、いろいろ取り組んでいく方針で、「お客様との対話を増やすために、クルマに乗ってもらう機会を増やしている」そうだ。
国内市場が低迷する中、トヨタの次を背負う豊田章男副社長の真価が問われている。