出会い頭衝突、車外放出の女児死亡

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12日午後、北海道名寄市内の市道で、乗用車と軽乗用車が交差点で出会い頭に衝突する事故が起きた。乗用車は衝突の弾みで横転。5歳の女児が車外に投げ出されて死亡、その他の4人も軽傷を負っている。

北海道警・名寄署によると、事故が起きたのは12日の午後1時20分ごろ。名寄市西13条南8丁目付近の市道交差点で、30歳女性が運転する乗用車と、一時停止を無視して進行してきた軽乗用車が出会い頭に衝突した。

軽乗用車は乗用車の側面部に衝突、乗用車は押し出されるようにして横転した。この際に側面の窓ガラスが破壊、後部座席に同乗していた5歳の女児が車外に投げ出され、全身強打で間もなく死亡。運転していた女性や、同乗していた子供3人も打撲などの軽傷を負った。

警察では軽乗用車を運転していた70歳の女を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女児死亡後は容疑を同致死傷に切り替えて調べを進めている。

現場は信号機の設置されていない交差点。警察では軽乗用車が一時停止を怠り、速度を維持したまま進行してきたことが事故の主因と推測。事故当時の詳しい状況を調べる方針。

《石田真一》

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