無謀運転原因の正面衝突、少年を危険運転容疑で逮捕

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千葉県警は7日、今年4月に千葉県銚子市内で無謀運転を原因とする事故を起こし、相手側と同乗者に重傷を負わせた18歳の少年を危険運転致傷容疑で逮捕した。自らも重傷を負っており、回復を待っての逮捕だった。

千葉県警・銚子署によると、問題の事故は今年4月30日の午後0時20分ごろ発生している。銚子市高神西町付近の県道を走行していた乗用車が左カーブを曲がり切れずに対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。

双方のクルマは衝突によって大破。逸脱側のクルマに乗っていた2人と、順走車を運転していた50歳の男性が腰や足の骨を折る重傷を負った。

その後の調べで、逸脱側のクルマは制限速度(60km/h)を大幅に上回る90km/h近い速度で走行していたことが判明。カーブ手前でほとんど減速していなかったことも明らかになった。

警察では逸脱側のクルマを運転していた18歳少年の故意による無謀運転が事故の主因であると判断。事故で足を骨折して入院していた少年の回復を待ち、7日に危険運転致傷容疑で逮捕した。少年は無謀運転を大筋で認めているという。

《石田真一》

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