【三菱ふそう エアロキング 新型発表】製造工程が違う…ビルドアップ

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【三菱ふそう エアロキング 新型発表】製造工程が違う…ビルドアップ
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2日に発表された三菱ふそうトラック・バスのダブルデッカーバス『エアロキングハイウェイライナー』。製造する三菱ふそうバス製造(富山市)では、『エアロクイーン』などのライン生産とは違う「ビルドアップ」という工程を一部に、採り入れている。

同社取締役・高森猛氏は「エアロキングは全高3.8m×全幅12m×全幅2.5mあり、すでに法規ギリギリのスペースで作っている状態で、従来の生産ラインの中に流すのは難しい」と語る。

「そこで工程の一部に、組みあがった足回り部分を定位置に置いて、その上部分をつくり込んでいくというビルドアップ工程を含めた。ある程度つくり込んだ形を保ちながら、いかに次の工程に進めるかに苦労した」

また、三菱ふそうトラック・バスのライフサイクル・マネージメント本部長・竹島茂和氏は、「エアロクイーンは完全なライン生産。いっぽうエアロキングは、年間25台の想定受注台数と、富山のスペースを考慮すると、定位置に置きながら上部を組んでいくビルドアップ工程が必要だった」と2車種の製造工程の違いを話す。

工程に違いはあれど、同社は新型2階建てバスの発売によってバスのラインナップにひとつの区切りを付けたことになる。平成17年(新長期)排出ガス規制に適合したエアロクイーン、『エアロエース』が2007年にフルモデルチェンジ、そして今回のフラッグシップモデル、エアロキングの誕生で、「バスの“新長期シリーズ”が終結したことになる」(高森氏)という。

《レスポンス編集部》

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