定員外乗車のクルマが電柱激突、7人死傷

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3月31日未明、福岡県川崎町内の県道を走行していた乗用車が路外に逸脱し、電柱に激突する事故が起きた。福岡県川崎町には定員(5人)を超える7人が乗車。2人が死亡し、4人が重軽傷を負った。警察は運転していた18歳の少年を飲酒運転などの容疑で逮捕している。

福岡県警・田川署によると、事故が起きたのは3月31日の午前2時30分ごろ。川崎町川崎付近の県道を走行していた乗用車が緩やかな右カーブを曲がりきることができず、路外に逸脱。道路左側の電柱に激突した。

衝突によって福岡県川崎町は大破。後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた17歳の男性2人が全身強打で即死。車外に放出された2人を含む男女4人が骨折や打撲の重軽傷。運転していた18歳の少年も軽傷を負った。

福岡県川崎町を運転していた少年からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。自動車運転過失致死傷と道路交通法違反(酒気帯び運転、定員外乗車)の容疑で逮捕している。クルマの定員は5人だが、事故当時は大人7人が乗車していた。

現場は片側1車線。福岡県川崎町は80km/h以上の速度を出していたとみられるが、調べに対して少年は「自分は運転していない」などと供述しているという。しかし、この少年は運転席で足を挟まれ、自力脱出不能の状態で発見されていることから、警察では少年が運転していたことは間違いないとしている。

《石田真一》

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