検問を突破するなど約1時間のカーチェイス、2人の男を逮捕

自動車 社会 社会

10日深夜、秋田県秋田市内の国道13号を走行していた乗用車がパトカーの停止命令を無視して逃走。約1時間に渡ってカーチェイスを繰り広げる事件が起きた。警察では11日未明に25歳と30歳の男を逮捕している。

秋田県警・秋田中央署、大仙署によると、事件が起きたのは10日の午後10時30分ごろ。秋田市河辺付近の国道13号を走行していた同署パトカーが、片側のヘッドライトが破損した不審なクルマを発見。整備不良の疑いがあるとして停止を命じたが、クルマはこれを無視して逃走を開始した。

警察では付近に一斉手配を行ったが、クルマは秋田市仁井田地内付近の国道13号と、秋田市山王臨海町付近の国道7号に設置された検問を突破。強制抑止を試みたパトカーへ故意に衝突するなど、同市内を約1時間に渡って縦横無尽に走り抜けた。

その後、クルマは大仙市方向に逃走。大仙署員が市内の空き地や駐車場の捜索を続けたところ、衝突痕のある不審なクルマを発見。乗っていた25歳と30歳の男を公務執行妨害の容疑で逮捕した。

2人は山形県山形市内に在住すると自称。調べに対しては「山形から遊びに来た」と話しているが、逃走の動機については供述を拒む素振りを見せており、警察では2人を厳しく追及している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース