17日夕方、群馬県邑楽町内で東武鉄道・小泉線の線路上を走ってきたイノシシと、踏切を渡ろうとしていた自転車が出会い頭に衝突する事故が起きた。自転車に乗っていた60歳の女性が転倒した際に足を打撲する軽傷を負っている。
群馬県警・大泉署によると、事故が起きたのは17日の午後4時45分ごろ。邑楽町中野付近にある東武小泉線の踏切を60歳の女性が自転車で横断しようとしていたところ、線路上を疾走してきたイノシシ(体長約1m)と出会い頭に衝突した。
自転車は側面からイノシシに弾き飛ばされるようにして転倒。女性は足などを打撲する軽傷を負った。イノシシはそのまま走り去っている。
現場は住宅地の中にある踏切。被害の女性は警察の調べに対して「線路をイノシシが走ってくるとは思わなかった」などと話していたという。