パイオニアは、高級カーオーディオシステム「カロッツェリアX(エックス)」シリーズの設計思想や高音質を受け継ぎ、高音質技術・回路構成を採用したハイエンドパワーアンプ『PRS-A900』と高音質化を実現したスピーカー『RSスピーカー』など6機種を12月上旬から発売すると発表した。
PRS-A900は、L/R完全独立「シンメトリックレイアウト&電源回路」を採用した。銅メッキT字型仕切板を採用することで、電源部・Lch部・Rch部の3つのエリアを隔離することで、電源部からの輻射ノイズの影響を遮断した。また、高スルーレート、ワイドレンジ、低歪率を実現する「電流帰還型増幅回路」の採用で、立ち上がりの鋭い音を実現した。入力信号に忠実な増幅と安定性の確保により、高解像度・高分解能の音楽再生を可能とした。
また、音質の劣化を抑制し、多彩なケーブルに対応可能な非磁性体素材の電源&スピーカーブロックターミナルを採用した。価格は12万6000円。
スピーカーは原音をありのままに再生するというスピーカー創りの原点に基づき設計・開発した同社の最高級カースピーカーの「優れたトランジェント・ワイドレンジ・無共振化」のコンセプトをつきつめ、トゥイーターからミッドレンジ、ミッドバス、サブウーファーにいたるまでの全モデルの更なる高音質化を図った。