新日本製鉄は、2007年6月中間期の業績見通しを上方修正した。
売上高は2兆2900億円を予想していたが2兆3700億円に上方修正した。国内の鉄鋼は自動車・造船・機械などの製造業向けを中心に高級品の需要が好調で、同社は名古屋第一高炉の炉容拡大改修に伴う生産能力の拡大したことなどから、予想を上回る見通し。エンジニアリング事業も過去最高レベルの受注残となっている。
営業利益は2650億円で前回発表したのを据え置いたが、経常利益は2700億円から2800億円に、当期純利益が1600億円から1700億円にそれぞれ上方修正した。