丸順が発表した2007年4−6月期(第1四半期)の連結決算は、当期純利益が前年同期比105.1%増の4億4800万円と倍増した。売上高は同12.3%増の111億5900万円と、2ケタの増収だった。
ホンダ向けの自動車部品の生産が順調だった。プレス部品はアジアでの生産が増加、金型事業は中国、タイの子会社で原価低減活動が進んだ。自動車販売事業は新車販売は低調だったが、サービス部門が順調だった。
営業利益は、売上げ増や海外子会社の原価低減活動などの効果で、同65.3%増の8億9400万円、経常利益が同78.2%増の7億8300万円と大幅増益だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。