フォルクスワーゲン『ゴルフヴァリアント』は実用性+デザイン性が売り。従来型は小型輸入車ワゴンクラスのシェア7割をカバーする、市場のリーダーカーだった。「従来型の購入者の半数近くがデザインのよさを購入理由に挙げていた」と、分析したマーケティング統括部商品企画課の山崎信雄さん。
「従来型ゴルフワゴンのユーザーは他のフォルクスワーゲン車と比べると圧倒的に年齢層が低いのが特徴です。20代や30代のユーザーが多く、『ポロ』や『ニュービートル』と比べても若いユーザーからの支持が目立っていました」とのこと。「そして、実用性だけでなく、あえてワゴンタイプを選ぶという購入スタイルには、ゴルフワゴンがいわゆるライフスタイルモデルとなっていることが示されています」ということだった。
新型はシティユースの他、アウトドアでも使いたいといった可能性を抱く、主に30歳代のユーザーがターゲットになる。ゴルフヴァリアントは、週末が待ち遠しくなる車だ。