ダイムラークライスラー日本は、メルセデスベンツの『Cクラス』セダンを7年ぶりにフルモデルチェンジして22日から発売すると発表した。
新型Cクラスは快適性と俊敏性を高次元で両立し、安全性を大幅に高めた「C200コンプレッサーエレガンス」、「C200コンプレッサーアバンギャルド」、「C250 エレガンス」、「C250アバンギャルド」、「C300アバンギャルドS」を導入する。C250 エレガンスとC250アバンギャルドは9月下旬の導入を予定している。
幅広く垂直に近く起きたフロントグリルにより、威厳のあるフロントエンド、大胆でシャープなラインのフォルムと融合したサイドビュー、ダイナミックなリアエンドなどが外観の特徴。
「アバンギャルド」はスポーティモデルとしてスリーポインテッドスターを中央に配したフロントグリルを持ち、「エレガンス」はメルセデス伝統のフロントグリルやクロームトリムで快適性やラグジュアリーさを強調した。
車両重量前後配分は52:48と最適化し、前後サスペンションに走行状況に応じて減衰特性が変化するセレクティブダンピングシステムを採用、車速に応じてステアリング操作トルクを調節するパラメーターステアリングを採用した。
また、形状や素材の最適化を図り、ねじれ剛性、曲げ剛性を大幅に高めた強固な新設計ボディシェル構造で、不快なボディ振動を抑え、快適なドライビングを実現すると、している。
エンジンは、1.8リットル・スーパーチャージャー付4気筒エンジン、およびスムーズな走行に定評のある2.5リットル/3.0リットルV型6気筒エンジンを搭載した。
このほか、アクティブセーフティとパッシブセーフティとの相乗効果を引き出すプレセーフなど、包括的安全コンセプト「PRO-SAFE」を採用した。
価格はC200コンプレッサーエレガンスが450万円。