シロキ工業が発表した2007年3月期の連結決算は、売上高が前年同期比8.5%増の1335億900万円、営業利益が同57.6%増の31億8200万円で増収増益となった。
各自動車メーカーの輸出が好調で、国内生産が増加したほか、世界を視野に入れた受注活動や新製品開発の効果などから、売上高、営業利益ともに伸びた。
経常利益は同6.9%増の31億8900万円、当期純利益が同32.0%増の16億1200万円となった。
2008年3月期の業績見通しは売上高が同2.6%増の1370億円、営業利益が同15.1%減の27億円、経常利益が同27.9%減の23億円、当期純利益が同13.2%減の14億円と、増収ながら、営業利益を除いて減益になる見通し。税制改革による減価償却方法の変更を織り込んだため。