緊急走行中のパトカー、出会い頭衝突で双方の3人負傷

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3日未明、京都府京都市南区内の国道171号で、事件発生の一報を受けて現場に向かって緊急走行していた京都府警・自動車警ら隊のパトカーと、軽乗用車が交差点で出会い頭に衝突した。軽乗用車は弾き飛ばされて横転。双方の3人が軽傷を負っている。

京都府警・南署、自動車警ら隊によると、事故が起きたのは3日の午前3時55分ごろ。京都市南区久世川原町付近の国道171号で、不審者発見の通報を受けて京都市右京区方面に向かって東進していたパトカーと、北進していた24歳の男性が運転する軽乗用車が出会い頭に衝突した。

軽乗用車はパトカーに弾き飛ばされて横転。クルマは中破し、運転していた男性は一時車内に閉じ込められる状態となったが、現場を通り掛ったタクシー運転手や通行人が救出している。男性は打撲などの軽傷。パトカーも同様に中破しており、乗っていた2警官も軽傷を負い、近くの病院で手当てを受けている。

現場は比較的見通しの良い交差点。当時はパトカー側の信号が赤だった。警察では運転していた38歳の巡査長から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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