ホテルの送迎用バスが電柱衝突、28人が重軽傷

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5日午後、栃木県日光市内の市道を走行していたホテルの送迎用バスがカーブを曲がりきれずに路外へ逸脱。そのまま道路右側の電柱に衝突した。この事故で乗客の高齢者27人と運転手1人が骨折や打撲などの重軽傷を負っている。

栃木県警・今市署によると、事故が起きたのは5日の午後0時25分ごろ。日光市瀬尾付近の市道を走行していたホテルの送迎用バスが左カーブを曲がりきることができずに対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の電柱やガードレールに衝突した。

バスの車体は中破。バスには群馬県東吾妻町の老人クラブの一行29人が乗車していたが、このうち2人が胸部骨折などの重傷。25人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。バスを運転していた65歳の男性も軽傷を負っている。

現場は山間部を通る市道。警察ではハンドル操作の誤りが事故の原因とみて、運転者の回復を待って業務上過失傷害容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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