逃げるタクシー運転手の顔面に蹴り、5万円を奪う

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7日未明、神奈川県川崎市高津区内で、客を装って乗り込んだ男に75歳の男性タクシー運転手が襲撃され、現金を奪われる事件が起きた。男性は顔面を男に蹴られ、前歯を折る重傷を折っており、警察では強盗致傷事件として捜査を開始している。

神奈川県警・高津署によると、事件が起きたのは7日の午前3時ごろ。川崎市高津区末長の市道で、東急田園都市線・溝の口駅から客を装ってタクシーに乗り込んだ男が、75歳の男性運転手にナイフを突きつけて「カネを出せ」と脅した。

運転手は車外に逃げ出したが、直後に転倒。後を追いかけてきた男に顔面を蹴られ、前歯3本を折る重傷を折った。男は男性が持っていた売上金約5万円を奪い、徒歩で逃走している。警察では強盗傷害事件として捜査を開始。逃げた男の行方を追っている。

男は30歳の前後とみられており、身長は160cm程度。車内には犯行に使用されたナイフが残されていた。現場はJR武蔵新城駅から約200mの住宅地。夜間の人通りは少ないという。

《石田真一》

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