ガラスが曇ったままで運転、小学生の列に突っ込む

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5日朝、茨城県潮来市内の市道で、集団登校していた小学生の列に対して後方から走ってきた軽ワゴン車が突っ込み、8人が重軽傷を負う事故となった。警察ではクルマを運転していた40歳の男を逮捕している。

茨城県警・行方署によると、事故が起きたのは5日の午前7時20分ごろ。潮来市水原付近の市道で、近くの小学校に通う児童9人が集団登校のために道路左側を歩いていたところ、後方から接近してきた軽ワゴン車が突然蛇行。そのまま列の中央部付近に突っ込んだ。

クルマは7歳の女児に直撃。この女児が水田に転落して頭などを強打する重傷を負ったほか、他の児童7人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。警察ではクルマを運転していた40歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

調べに対して男は「窓ガラスが結露で曇り、よく見えないので雑巾で拭いている最中に事故を起こした」、「前が見えなかったので小学生の存在には気づかなかった」などと供述している。現場は見通しがよい直線区間だが、幅員は約4mしかなく、避ける余地も無かったという。

《石田真一》

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