酒を飲んで注意散漫になった女、横断中の高齢者をはねる

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5日早朝、大阪府大阪市平野区内の市道で、道路を横断しようとしていた90歳の男性が進行してきた乗用車にはねられて死亡する事故が起きた。警察ではこのクルマを運転していた29歳の女を飲酒運転の現行犯で逮捕している。

大阪府警・平野署によると、事故が起きたのは5日の午前5時5分ごろ。大阪市平野区瓜破東2丁目付近の市道で、道路を横断しようとしていた90歳の男性が進行してきた乗用車にはねられた。クルマはほとんど減速しない状態で衝突。男性は近くの病院に収容されたが、頭部強打などが原因で間もなく死亡した。

クルマを運転していた29歳の女からは、呼気1リットルあたり0.2ミリグラムのアルコール分を検出。「ビールを飲んだ」などと飲酒の事実も認めたため、業務上過失致傷と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。男性の死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。

現場は見通しの良い直線区間。警察では女が前をよく見ていなかったことが事故の原因につながったとしている。

《石田真一》

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