クラクションに腹を立てて、中身入りペットボトル投げつける?

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高速道路を走行中の乗用車から後続のトラックに向かい、ペットボトルのようなものを投げつけてフロントガラスを損傷ざせたとして、静岡県警は4日、28歳の男を器物損壊の容疑で逮捕した。交通トラブルが発端とみられるが、男は容疑を否認している。

静岡県警・高速隊によると、事件が起きたのは4日の午後0時40分ごろ。吉田町内の東名高速道路上り線を走行していた29歳のトラック運転手から「前を走っていた乗用車から中身の入ったペットボトルのようなものを投げつけられ、フロントガラスにヒビが入った」との通報が寄せられた。乗用車が車間を取らないまま、急な割り込みをしてきたため、危険を感じてクラクションを鳴らしたところ、このクルマからペットボトルが飛んできたという。

警察では交通トラブル起因の器物損壊事件として捜査を開始。運転手はクルマのナンバーを覚えており、警察がこれを基に捜索を行った結果、約30分後に50kmほど離れた静岡市清水区内を走行中の容疑車両を発見。高速隊のパトカーが抑止し、このクルマを運転していた28歳の男を器物損壊の容疑で逮捕した。

調べに対し、男は「進路を巡り、トラックとトラブルになったのは事実だ」としながらも、ペットボトル投擲については「身に覚えがない」と容疑を否認している。警察では双方から引き続き事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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