2005年4月28日から開始したETC車載器リース制度が1月31日をもって終了したと、道路システム高度化推進機構(ORSE)が発表した。
この制度は、ETC利用開始時の初期費用の低減を行い、ETC利用促進を図るために、ETC車載器のリースや割賦販売、クレジット販売による経費の一部を助成する制度。助成金は5250円。
このETC車載器リース制度を利用した数は、27万2618台(1月31日現在)。ORSEでは開始当初、締切りを2006年1月31日か、70万台に達した時点にすると発表していた。目標の38.9%しか達成できなかった。
ETCサービス開始当初は3万円程度したETC車載器も、今では1万円以下で購入できるものが販売されている。ETCキャンペーンを利用すればリース制度と同額の助成金も出ている。リース制度の利用が少なかったのも納得できる。