速度超過、凍結路面で滑って街路樹に激突

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3日未明、千葉県茂原市内の市道で乗用車が路外に逸脱し、街路樹や電柱に衝突を繰り返す事故が起きた。この事故で後部座席に同乗していたとみられる17歳の女性が車外に放出され、即死している。

千葉県警・茂原署によると、事故が起きたのは3日の午前3時15分ごろ。茂原市千町付近の市道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱し、道路脇の街路樹と電柱へ次々に衝突した。

衝突の弾みでクルマは大破し、後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していたとみられる17歳の女性が車外に投げ出され、全身を強く打って即死。20歳の男性と19歳の少年が頭を強打する重傷を負っている。

警察では2人のうちのいずれかがクルマを運転していたとみているが、詳しい事情聴取は2人の回復を待ってから行う方針だ。現場は見通しの良い直線区間だが、道路は凍結していたという。クルマは夏タイヤのままで、破損の状況から制限速度を上回る速度を出していたことは確実とみられている。

《石田真一》

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